個人情報を外部に漏らさないためのセキュリティ対策だけでなく、会員のプライバシー権に考慮した会員自身による個人情報の表示設定が可能です。また、団体の方針として管理者が一括して非公開に設定することもできます。
システムにログインしない限り、会員の個人情報を閲覧することはできません。個人情報を狙った外部からの攻撃に対しては、不正なログインを防止するための対策(ログイン認証・アクセス制御)、システムへの不正なアクセスや通信の盗聴行為を防止するための対策(サーバー、ネットワークのセキュリティ対策)を行っています。
会員同士でプロフィールを公開している場合には、検索機能を利用した会員プロフィールの抽出・収集行為を防止するため、不審な閲覧行為を行うアカウントをブロックする機能があります。
会員サイトにおいて会員間が交流を行う場合は、個人情報の表示設定が重要です。たとえ同じ会の会員同士であっても、どんな情報を誰に、どのように表示するのかについて配慮する必要があります。スマートコアでは、会員個人のプライバシー権を重視し、会員自身がマイページで個人情報の表示設定を行えるようにしています。項目ごとの公開/非公開、公開する場合の公開範囲、掲示板等への投稿や検索結果での表示名など、会員サイト内で個人情報が表示されるあらゆる場面を想定し、配慮しています。
とはいえ、全ての会員が個人情報の保護に注意を払っているとは限りませんし、設定をおっくうに思う会員もいるでしょう。また、システムの運用は、プライバシーや個人情報に関する団体や会の方針に従う必要もあるでしょう。そのため、個人情報の表示設定を管理者が指定することもできます。例えば会員の氏名を表示させたくない場合は、ニックネームの登録を必須とし、全会員の氏名を一括して非公開に設定することが可能です。