MRM(Member Relationship Management®)はCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント:顧客管理)と似ていますが、事務局(企業)と会員(顧客)の関係性にフォーカスするCRMに対し、より立体的で、広いスコープを持っています。
MRMのスコープは、縦(Vertical Communication)・横(Horizontal Communication)・外(External Communication)という3つのコミュニケーションによって説明できます。
これら3つのコミュニケーションを組織のニーズに合わせて総合的にデザイン・管理し、会員ひとりひとりの満足度向上と、組織の発展を目指すのが、MRMというコンセプトです。
情報の複合的かつ効率的な管理と戦略的な情報発信で、会員ひとりひとりと One to One のコミュニケーションを構築できます。
スマートコアなら、任意のプロフィール項目の自在な設定、マイページを使った会員自身による情報更新、さらには会費・イベント・アンケートなどの情報管理やアクティビティ管理もできます。また、会員管理と会員専用サイトが連動しているので、会員種別に応じて情報やサイトコンテンツを出し分けることができます。
組織の活動フィールドや方向性に合わせてフィットする、会員同士がつながるための場所を構築できます。
スマートコアなら、会員専用サイトに不可欠なログイン機能や会員登録フォームに加え、マイページ・掲示板・イベント・アンケートといった多彩な機能が揃っているので、立ち上げの目的やコミュニティの種類に合わせた会員専用サイトを構築できます。また、グループや法人機能など、会員自身による自治的なグループの形成も可能です。
活動のアピールや新規会員の獲得など、組織拡大と基盤強化のプランを実現できます。
スマートコアなら、CMS(Contents Management System)を使って外部向けホームページコンテンツを作成し、イベント情報の公開や、有料コンテンツの配信ができます。また、動画ソリューションと連携した動画コンテンツ配信や、SSO(Single Sign On)サービスとの連携も可能です。
スマートコアは、多くのお客様の意見を取り入れ、アップデートされてきたシステムです。そのため、最適な団体運営方法 “ベストプラクティス” が、機能や使い方に体現されています。
例えば、学会向けの演題管理機能には、実際の運営方法がシステムのフローとして取り込まれています。これにより、業務を大きく変えることなく抄録印刷などの業務を省力化し、演題の精査というより本質的な業務に注力できます。また、業務を省力化すれば、会員の利便性向上や学会活性化の施策を行う余裕ができます。質の高い論文がより多く発表される可能性、ひいては、学会のプレゼンス向上の可能性が拡がります。
世の中の変化に応じて、 “ベストプラクティス” は “進化” します。スマートコアもまた、最新の技術や知見、お客様のニーズを取り入れることで “進化” します。そして、 “ベストプラクティス” をご提供し続けることで、組織の発展に貢献します。運営業務の一元管理や効率化に終わらないスマートコアの真価が、ここにあります。